「本物」の市場価値。

昨日は、「山浦父プレゼンツ」と題して、
山浦親子、吉村、僕とで美味しい飯と酒をご馳走になりながら、会食をした。

「市場価値」
「技術力」
「文化」
「専門家」
「本物」 
「中国」
「語学力」(苦笑)
・・・

今後の日本と、
自分達が社会で生きていくためのいろんなキーワードが、山浦父から出てきた。

mixiNEWSにも載っているように、
SONYがプレーステーションの開発を撤退するかもしれないという。 
僕らの中学生時代、ゲーム=プレステだった。
誰の家に行っても、プレステがあった。
セガサターン、ドリームキャストといったセガから政権を奪ったプレステ(ソニー)には魅力的なソフトが多く揃っていた。あの頃、10年後にプレステがなくなるということを誰が予想しただろう。

いろいろなところで言われていることだが、
SONYはゲームでも、携帯音楽プレーヤーでも、道を間違えた。
ゲームでは極度な技術開発を押しすすめすぎた。
携帯音楽プレーヤーではウォークマンのプライドがあったのだろう、
MDなどのいわばアナログ商品に固執しすぎた。

その結果、(過剰)高画質のためゲーム機自体の価格も高騰し消費者敬遠し、
開発費の嵩むプレステ3のソフト開発はソフト会社も敬遠し、
結果的にソフト数やソフト自体に魅力が無くなっていった。

一方、ニンテンドーやAppleは過剰な技術力ではなく、
「使いやすさ」と「スタイル」で市場を支配した。

iPodには、新しい技術は特に無い。言ってしまえば、ただのポータブルHDDだ。
またiPod本体の裏の、鍍金を磨いているのは、実は日本の新潟にある工場だったりするのだ。
新しい技術ではなく、既存の確かな技術を集めて、iTunesというサービスを生み出して、
「大容量の音楽を持ち出す」というスタイルで市場を勝ち取った。

ニンテンドーDSも、下馬評はPSPに負けていた。
しかし、二つの画面という新しいアイデアと、
ゲームを自己啓発や健康などと結びつけたソフトの開発と誘致に取り組むことで、
いまや確固たる地位を勝ち取った。


僕はSONYが好きだ。
多少使いにくくても、徹底的に「カッコいい」にこだわっているところが。

だけど、高機能が仇となって、
「専門家」のメーカーに次々に各部門のシェアを奪われていった。

最近では、好調だったBRAVIAも、
高機能により価格がライバル製品に比べ高いため、
「機能面で大差は無いなら、安いほうを。」という消費者が増えて、
世界的に売り上げが不調だという。

今日の日経新聞の一面も、「家電製品の地上寡占化」という見出しであった。
つまり、(いろいろな見方があるけれど、そのひとつとして)
どの製品も手広くやる時代ではなくなっているわけで、
今こそ原点回帰をして、
得意なところに徹底的に力(開発費)を注ぎ、
(そういう意味で、SANYOなんかは苦渋の決断だったかもしれないけれど、賢いと思う。)
その道の「専門家」になり、「本物」の製品を作ること。
そして、高い技術力をニーズに合わせてスタイリングすること。

これがSONYのみならず、日本(企業)が世界で戦っていく方法なのではないかと。
昨日の山浦父の話を聞いて思ったし、最近思うことだ。

結局、サッカーと一緒なのかもしれない。
自分は、テクニックなのか、速さなのか、高さなのか、ドリブルなのか、シュートなのか・・・。
(って、自分の武器はなんだったんだろう・・・苦笑)



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そんな中、ついにSONYも、
(昨年から参入を否定していなかったものの・・・)
超小型パソコンへの参入を発表した。
VAIO type-P!
ただコンセプトは、低価格パソコンではないという。

ウォークマンが発売された1979年から、30年目の大発表。

さぁどうなるのか。


「今日の一枚。」
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日本サッカーの「決定力不足」解消は、彼にかかっているのかもしれない。
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by shibapiero | 2009-01-13 00:27 | feel

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