私的地方分権論

先日KMDの件で、1泊で福岡に行ってきた。
今回が二回目の福岡だが、本当に飯は美味いし活気はあるし、山と海両方あって、とてもいいところだ。

部屋から見える福岡市内
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今回の主な目的場所のヤフージャパンドーム(福岡ドーム)
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目的地② 福岡タワー(電波塔)
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屋台で賑わう夜の中州
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だけどちょっと驚いたことがあった。
正確には違和感があった。

それは、宿泊した部屋のデスクの上にあった雑誌の表紙が銀座であったこと。
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「常に時代を代表し続ける街、銀座」
福岡に来て、なぜ部屋に置いてある紹介雑誌の表紙が銀座?

確かに、このホテルはJALの経営で東京への渡航者を増やしたいのも分かるし、
ヤフードームに隣接されたホテル(東京でいうところの東京ドームホテル)なので宿泊者は必ずしも東京からの出張者だけではないので、銀座が表紙の理由も分かるのだが、、
どうも違和感があった。

その違和感は、僕の中にある地方分権の推奨というところに引っかかったのだと思う。
僕の言う地方分権なんてものは全く大それたことではない。

日本は国土の面積もさることながら、(今のところは)世界第二位のGDPを誇る国だけあって、
ユーロ圏の国々と同じかそれ以上のGDPを生み出す県や地域を多く持っている。
事実、近畿地方はオランダよりGDPが高いし、東北はベルギーと同じくらいで、国家としても同程度の規模がある。

だから何でもかんでも霞ヶ関で縛るのではなく、その県、地域で経済のシステム及び取り決めなどを完結させればいいと思っている。というか今後のことを考えるとこの国は絶対そうなるべきである。

(多くの理由が背景にあり長くなるので割愛するが、)
もうこの時代になっても尚、全てを東京で管理するのはナンセンスだし、
東京にいつ大地震が起こるかも分からない。
いま東京に大地震が起こったら、日本の機能は完全に停止する。
第一、もう東京には全国から集まる人に労働を提供できるほど仕事はない。
それは東京に住んでいる人が実感として一番分かっているはずだ。


だからこそ、東京への変な期待を抱かせるようなあの雑誌に妙な違和感を抱いたのである。
案の定、記事の中身は「銀座は100年以上経たった店じゃないと老舗と呼べない」などと風情や歴史を感じさせ高級感という憧れを抱かせている。勿論銀座には歴史があり、そういった雰囲気はとてもある。
しかし、いまの銀座はそうものんきな雰囲気ではない。
実際銀座で最も元気があるのはユニクロとH&Mである。
一方で百貨店や高級店舗は売上の減少に歯止がきかないのが現状である。ユニクロの地下に隠れているワシントン靴店を見ればその現状を容易く想像できるのではないだろうか。

逆に東京は地方やローカルの良さをもっと発進するべきでもある。

これだけ国中に、水、ガス、運送、携帯電話、ブロードバンドネットワーク・・といったインフラが整備され、なおかつ治安も(そこそこ)いい国はない。
また日本は、世界の森林率の平均が約30%なのに対し、国土の7割が森林である。これは先進国の中では、フィンランドに次いで2番目で、世界でも有数の森林国と言えるのだ。
国際的な観光地やシーズンスポーツ誘致などその価値をもっと見出していかないと、
1400兆円以上の個人金融資産と共に、森林も宝の持ち腐れになりかねない。

経済、収支、地方・地域レベルの取り決め・・
それぞれの地域レベルで完結できる仕組みをデザインするべき、されるべきなのである。
食だけでなく、あらゆるものを 「地産地消」できる地方分権システムを次期政権には期待したい。








「今日の一枚。」
今年の4月からここで働いていたかもしれない、福岡市博多にあるPlan Do SeeのWITH THE STYLE
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by shibapiero | 2009-08-27 15:52 | feel

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