人気ブログランキング | 話題のタグを見る

正月ボケなんて言っていられない

正月から一週間。
正月は世界が同時に一時停止する唯一のタイミングである。
そして、それが明けると一斉に動きだす。

この一週間、自分の身の回りでも6月に向けて、11月に向けて、大きなプロジェクトが動き出した。それぞれ、そのうちTOKYOをジャックするだろう。

年明け早々、世の中は動いている。
googleは6日に「Nexus One」を発売することで、消費者がキャリアを気にせず好きな携帯端末を選べる選択肢を世界に与えた。
(「Nexus One」については、“現時点では”このレビューが最もベターだ。)
正月ボケなんて言っていられない_a0049167_1416848.jpg

Appleも同日、モバイル広告企業Quattro Wirelessの買収を発表した。
Quattroは、モバイルWebサイト、iPhoneやAndroid携帯向けのモバイルアプリに広告を配信するための技術を手掛けている会社でFord、P&G、Viacom、Microsoftなどを顧客に持っている。
そう、昨年末にgoogleが買収したモバイル広告企業AdMobのライバル会社である。

つまり、もうじき発売されるであろう、タブレットとNew iPhoneに向けて盤石の体勢を整えたというわけだ。
googleと真っ向勝負するために。
それはアメリカでけではなくて、全世界で電子書籍市場が開拓されることをも意味する。

以下は今週の日経新聞で気になったトッピクである。
2010年は、昨年よりもダイナミックにいろんなことが起きそうな予感がする。

時代は回る、世界は回る。
それも超高速に。




1/5
・2025年には水ビジネスは100兆円といわれている。
世界のインフラは今後、水関連ビジネスに集中。
経済協力開発機構によると2020年までの10年間で水関連のインフラ投資は年平均で7720億ドル。30年までの10年間はさらに増え、年1兆円ペースになる。

・パナソニックは今春からプラズマテレビにスカイプを内蔵した新仕様品を投入。

・2009年、訪日外国人は700万人を割り込んだ。

・先進国経済の議論の中で、「日本経済の教訓」が重要なテーマになってきている。

・ITを使って電力供給を制御する「スマートグリッド」の構築に各国政府が乗り出している。既にオバマ政権は公共投資の柱として、40億ドル(3700億円)の拠出を決めているが、欧州主要国や韓国もそれぞれ基盤整理に着手。

米:2013年には09年比で3倍強の2600万台世帯への導入を目指す。
英:2020年を目標に国内全2600万世帯に備え付ける計画。
独:2009年から2012年までの4年間で、1億4000万ユーロ(180億円)を投じて国内6箇所で実証実験を実施。風力発電や電気自動車の実証実験も組み合わせ、インターネット管理による電気消費の最適化を検討する。
韓:政府支援を受けた民間168社が実証実験に乗り出す。6000万世帯でスマートグリッドを構築する。

英エネルギー・気候変動省は、今後5年間でスマートグリッド関連のビジネスが270億ポンド(4兆円)に達すると予測する。

・大手百貨店の09年12月の売上高は、セール時期の前倒しに等より、前年同月比1〜8%減で大手5社の減収幅が1ケタに留まったのは15ヶ月ぶり。

・ユニクロは12月の国内既存店の売上高が前年同月比11.5%増。
2ケタ増加は2ヶ月ぶり。
既存店の客単価は同1.7%減だったが、創業60周年セールなどの効果で客数は13.4%増えた。

・電通グループはスマートフォン向けネット広告事業に参入。
スマートフォンで利用可能なゲームや電子書籍、閲覧するウェブサイトに対して4月から広告を配信して、市場を開拓する。

・07年に中国に進出したH&Mは、現在、本土で21店舗を構える。中国都市部の諸費社の衣類費支出は10年前と比べて2.5倍増。中国語で「快速時尚」と呼ばれるファストファッションは、流行に敏感でネットを使いこなす1980年代以降に生まれの「80後(パーリンホウ)」に人気だ。
同じスウェーデン企業のIKEAも、中国に7店舗。週末には来客でいっぱいになる。

H&Mは世界35カ国で2000店を展開、08年度(11月期)の全世界での売上高は1兆3500億円。この10年間で店舗数と売上高をそれぞれ3〜4倍にした。

IKEAは37カ国に約300店を、09年度(8月期)の売上高は2兆8000億円。
「まずは値札をデザインせよ。」創業者の言葉を守り、モノ作りを価格設定から始める。


1/7
・2010年からの20年代がアジアの時代のなるのは確実だ。人口が10億人超の中国、インドに加え、インドネシアは2.3億人と米国に次ぐ。3つの人口大国がアジアにある。消費や投資の潜在能力は十分。

・アジアへの輸出で日本経済を伸ばすのは眼界がある。
「日本企業がアジア拠点の収益を日本にもどし、それを国内で先端分野などに還元すれば、内需を拡大できる。そうした循環にするべき。
製造業は高度になり、一部はサービス産業になっていく。コンピューターがその典型だ。
FTAは全てASEANが軸だ。」
アジア開発銀行総裁 黒田東彦

・年末年始、JR利用客前年対比7%減。過去最大。
ファストファッションの多い原宿駅は利用客が前年より伸びた。
空の便も、国内線よ利用客数が前年対比5.5%減。低空飛行。
一方の高速道路は、6%増。
ETCによる通行料金が800円に値下げされたアクアラインは1.4倍。

・インドが計画しているスマートグリッドの整備事業、政府が日本企業の受注を後押し。

・キンドルDX、日本を含む世界100カ国以上で販売開始。

・世界経済危機は第三局面へ。
異例の対策で各国政府は民間リスクを肩代わりし、世界経済や市場の安定にはつながったが、そのツケが財政赤字という形で重くのしかかってきた。
いまの世界経済の真の脅威は、ドバイやギリシャではなく、先進国の財政赤字。
しかも10年は日米英が揃って選挙の年。
英国は5月に総裁選、日本はなつに参院選挙、米国は11月に中間選挙。
経済過熱のリスクをかかえる中国含め、今年は政府の力が試される。

・ハイブリッド車の国内の新車販売比率は1割に達したが、世界での販売比率は1%程度に過ぎない。

・電通、中国最大の店頭販売促進ネットワークを持つサントレンドグループ(STG)と資本、業務提携することで基本合意。電通はSTGに40%出資する、出資額は50億円程度になる見通し。STGは中国58都市に拠点を持ち、店頭販促や街頭イベント、展示会などの業務を行っている。

1/8
・三井物産はメキシコで下水処理事業を始める。総事業費800億円で、単一の処理場としては世界最大。

・講談社はビジネスパーソン向け新雑誌「現代ビジネス」をWeb上で創刊。
当初は無料で、軌道に乗ったら無料会員制、一部記事有力化へ。

・NTTドコモはインドで、漫画配信を始める。スパイダーマンやX-MENなど人気作品を一話約30円で配信する。





「今日の一枚。」
今から言っておきます、
今年の春夏はREGALがきます。ローファースタイル(石田純一スタイル? w)がきます。
正月ボケなんて言っていられない_a0049167_10251319.jpg

REGAL × CICATA
REGAL × UA × A BATHING APE

by shibapiero | 2010-01-09 10:31 | News

<< せかつか3rd 美女コレ >>